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千秋楽の決まり手は押し出し!

2008年のシーズン最終戦は、中日に4-1で勝ちました。

昨日の記事に名古屋ドームでやると書きましたが勘違いしてました。

最終戦はスカイマークスタジアムでしたね。

レギュラーシーズンが終わったところで、軽く振りかえっておきたいと思います。

後半追い上げられた要因は幾つかありますが、まず、中継ぎ陣が大事なところで打たれたことがあげられます。

特に、ここ数年タイガースを支えたJFKが、昨年までのように盤石ではありませんでした。

久保田には、何としても「打者のタイミングを外す」術をマスターしてもらいたいと思います。

打者のタイミングを外す方法としては、スピードの緩急、球種による緩急、フォームの変化、投げるタイミングの変化、球の出どころを見えにくくする、球持ちを長くするなどありますが、どれでもいいです。

打者のタイミングを外そうとすると、えてして自分のリズムを崩すことにもなりかねなませんが、チャレンジする必要に迫られてると思います。

そのために1シーズンぐらい先発を経験してみるのもいいかもしれません。

アッチソンも、リズムが単調になり過ぎるので、久保田と同じことが言えます。

リリーフした最初のバッターには、持前の速いテンポで相手を気おくれさせることが出来ますが、ランナーを背負ったケースや、または3人目の打者あたりからはバッチリタイミングを合わせられてしまいます。

この辺の技は、星野コーチにみっちり鍛えてもらってください。

ジェフは、来年は37歳という年齢から、今まで通りの試合数をこなすには無理があるでしょう。

大事な局面で今までと同じパフォーマンスを発揮してもらうためにも、たまにファームで休ませたりしながら試合数を減らすといいでしょう。

次に先発ですが、全体としては、ここ数年ほとんどレベルアップしてません。

JFKに頼ることを前提にするのではなく、全先発が完投することを目指してファームで育成してもらいたいと思います。

一軍でも、5回~7回あたりにピンチになるとすぐに代えるのではなくて、苦しいときにピンチを乗り切る強さを実戦で鍛えてもらいたいです。

そういう形で打たれたとしても、本来は再び打線が跳ね返してくれようとするものです。

今は、打線もJFKに甘えてきたツケからか、一度中継ぎが逆転されてしまうと、ふにゃっとなってしまいます。

それから、今年の打線について言えば、前半に比べて後半は四球での出塁が少なくなったように感じました。

正確に数を確認した訳ではありませんが、そんな印象が強いです。

おそらく、前半で大差をつけたあたりから、じっくり待って次に繋げるよりも、ついつい無理をしてでも打ちたいという色気が出てしまったように思います。

そうこうしてるうちに、ジャイアンツに迫られて、今度は焦りでじっくり待てなくなって打ち気にはやってしまったようです。

采配面では、春先によく見られたエンドランで1、3塁という形が、後半ほとんど見られなくなりました。

チーム状態がいいときにやたらと動くものじゃないと言うのは分かりますが、打線が湿って来てからも、あまりエンドランをかけなかった気がします。

最後に、屈辱的な大逆転で優勝を逃して情けない限りですが、”歴史的な”とか”伝説的な”逆転劇というのはちょっと違うと思います。

歴史的と言ったって、今シーズンのような状況は、セリーグ史上初めてでしたから・・・。

すなわち、クライマックスシリーズ制が導入されて、なおかつ4チームが熾烈な3位争いをしている状況です。

前にも少し書きましたが、クライマックスの無い一昨年までは、首位のチームが2位と10ゲーム差以上離して後半を迎えた場合、2位以下のモチベーションはどうしても下がり、首位に立ったチームが少々油断してもそのまま優勝出来ました。

また、クライマックスがあったとしても、首位が独走していて、なおかつ3位と4位の差が開いてしまった状態であれば、やはり2位以下のモチベーションが下がるでしょう。

ところが今年は、2位~5位の4チームがいずれもクライマックスをかけてダンゴ状態で、独走していた阪神にも血眼になって向って来ました。

一方、首位の阪神は、さすがに13ゲームも離していると、どうしても油断してしまいます。

そうこうしてるうちに、自力で勝る巨人がたまたま抜け出して、気がついたら手の届きそうなところに阪神の背中が見えていたということです。

もしも、3位と4位の差が大きく開いていたら、その時点でクライマックスが安泰な巨人はそこまで必死になって無かったでしょう。

そういう意味では、巨人の大逆転劇を生んだのは、広島とヤクルトの頑張りが巨人を脅かしたからだとも言えます。

クライマックスがある以上、今後も今年のような大逆転劇は十分にあり得ることでしょう。

このように考えると、大逆転負けは確かに情けないことですが、大袈裟に”歴史的な”まで付けて、必要以上に卑屈になる必要もありません。

来年からは油断しなければいいだけのことです!

何だか反省点ばかり書いてきましたが、良かった面もたくさんありました。

でも、今日のところは疲れたので、褒めるのは、11月にアジアチャンプになるまで取っておきます。

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