あやさんのコンサート
車椅子のストリートシンガー、あやさんのコンサートに行って来ました。
無理してでも行ってみて本当に良かったです。
全面、Jazzyな雰囲気に包まれた素敵なコンサートでした。
不条理な人の世と、人生の素晴らしさの両方を感じました。
あやさんは、「固定ジストニア」という名前の進行性の難病と闘いながらも、青空カラーの電動車椅子を操り、一人であちこち出かけて行って、路上ライブを繰り返されてる方です。
私が到着した頃には、会場の堀崎自治会館は既に満員の観客で埋め尽くされ、さらに溢れた人がロビーに並べてある椅子まで埋めていました。
1時間も立ってる自信が無かったので、せめて一曲だけでも聴いて帰ろうと思いました。
ほどなく、あやさんが登場されたので、顔が見えるように、ロビーからホールの中に入り、側面の壁にもたれて聴くことにしました。
1曲目の「ゆうき」が始まりました。
透き通るような、それでいてとても力強い歌声がコンサートホール中に響き渡りました。
自然に湧き上がってくる涙を堪えるのが大変でした。
2曲目は、同じく「固定ジストニア」と闘ってる、まめさん.に捧げたと言う「ゆめ」が歌い上げられました。
あやさんが休憩(?)に入られ、ゲストとして町内会のおじさんがギターを弾き始めました。
そこで立ってるのが辛くなり、2曲聴けたし、帰ろうかと思って駐車場まで行って、車の中で横になって休みました。
暫く休んでいると少し楽になったので、どうしても残り3曲も聴きたくなって、会場まで引き返しました。
ちょうど第二幕の最初の曲、新曲の「いきる」の前説を、あやさんが泣きながら語ってるところでした。
「いきる」が始まって暫くすると、とうとう堪えきれなくなり、私の目から一筋の涙がこぼれてしまいました。
そうなると、もう、溢れる涙を抑えることは出来ませんでした。
「いきる」が終わって、階段に腰をかけて休んでいると、子供のような声と共に4曲目の「ちから」が聴こえて来ました。
再び会場に戻ると、ステージの上には、座ってるあやさんとちょうど目の高さが同じくらいの少女が現れ、2人で合唱してました。
微笑ましい光景なのにも関わらず、またしても涙が止まりませんでした。
最後の曲はタイトルを忘れましたが、「さよなら」だったかな。
お別れの曲でした。
そして、この曲の前だったか、「いきる」の前だったか忘れましたが、あやさんの口から衝撃的な一言が・・・。
「今日で歌うことをやめようと思います。」
私としては、今日初めて歌声を耳にしたのに、とても残念です。
路上でも聴きたかったなぁ。
でも、一番残念なのは、もちろんあやさんですね。
最後に素敵なコンサートに立ち会えたことを幸せに思います。
これからは、手作り感溢れる2枚のCDを宝物にさせて頂きたいと思います。
本当にありがとうございました。
最後になりましたが、ジャズピアニストの中野阿貴さんとのコンビネーションも見事でした。
特に「ゆめ」、「いきる」などは目を瞑って聴いてると、まるであやさんが弾き語りでもしているかのように息がピッタリでした。
経験は無駄にはならない~
肩の力を抜いたら~ 良い事あ~るかもね~
プライド捨てたら~ 良い事あ~るか~もね~
一歩一歩進んで行こう~
輝いているあなたで~ い~て~ね~♪
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