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新堂冬樹著『無間地獄』

新堂冬樹著『無間地獄』を読み終わりました。

闇金の裏でうごめくやくざの若頭、桐生を主人公とした物語です。

無間地獄とは、辞書によると、「阿鼻地獄のこと。 八大地獄の第八。 五逆と謗法(ほうぼう)の大悪を犯した者が落ちる所。 諸地獄を一としてその一千倍の責め苦を受けるという。」

だそうです。

一切の情も存在しない、金と暴力だけの世界!

仲間をいかに出し抜くかが上にのし上がるための唯一の方法!

一度はまり込むと二度と抜け出せない無間地獄!

そして最後は恐怖におののきながらの死あるのみ!

この小説に出てくる人物たち全員が、金と暴力以外のものを信じないことに徹底されてることが、読者にとっては却って救いです。

こちらも、登場人物に情などかけないで読めるので・・・。

くわばら、くわばら。 

生活費に困っても、街金どころか、サラ金にも手を出さないように気をつけなきゃ。

それにしても、暴力描写と、男同士の性描写にはエグいものがありました。

この小説が例え映画化されても、あまり観たいとは思いません。

あと、ストーリーと全く関係ないところですが、主人公の桐生がビリー・ホリディを好んで聴いてるという話が出てたので、久し振りに彼女のベストCDを引っ張りだして聴いてみました。

彼女の歌声にはブランデーが良く合います♪

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