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高樹のぶ子著『せつないカモメたち』

高樹のぶ子著『せつないカモメたち』を読み終わりました。

女子中学生アヤと、子なしバツイチ36歳の女性ウラさんとの関係が中心の物語です。

アヤは、死後の世界や悪魔に興味を持ったり、連続児童殺傷犯の宅間守を崇拝したり、リストカットを繰り返したりして、自殺および殺人願望の強い子供です。

アヤは、最初の頃いじめを受けてましたが、いじめっ娘を逆に集団で自殺に追い込みます。

高樹のぶ子さんが、この難しいテーマをどう決着させるのか、とても興味があり、一気に読むことができました。

この本を読みながら、全編を通して、

登場する大人どもよ、しっかりしろよ!

と喝を入れたくなりました。

でも、読み終えた後に、私がこの物語の当事者だったとしたら、何が出来たか、どうすればベストか考えようとしましたが、良く解りません。

なぜなら、中学生、高校生という不安定な世代の子供たちと、もう何十年も、ろくに接したことが無いからです。

自分の中学生時代の気持ちを思い起こして、アヤの気持ちを想像してみましたが、それでも理解するには程遠い気がしました。

私が中学生だった25年くらい前と今の中学生とでは、何か変わったのでしょうか?

変わってないものは何でしょうか?

軽い自殺願望なら私にもありました。

高校の時には、実際に自殺した先輩と同級生が1人ずついました。

原因は、2人ともイジメではありませんでした。

ただ、イジメは存在してました。

でも、人を殺そうと思ったり、凶悪犯を崇拝したりはしませんでした。

リストカットを繰り返す友人も知ってる範囲では居なかったと思います。

そもそも、子供たちの模範となるべき大人たちが先に変わったのかもしれません。

子供社会は大人社会を反映してるとも言いますし・・・。

私が中学生だった頃の40代と、今の40代は何か違うのでしょうか?

この質問になら応えられそうです。

中学生の頃には40代と接してましたし、今まさに40代ですから。

今の40代は精神年齢が良く言えば若々しく、悪く言えば幼い気がします。

いや、その言い方はちょっと違うかな。

精神年齢が若々しく感じる人と、幼く感じる人が居ると言うべきでしょうか。

でも、自分が40代に到達したからそう感じるだけかもしれませんね。

中学生当時の目から見た40代と、実際40代になって同世代を見渡したのとでは、目の付け所なども違うでしょうから。

やはり、今の40代も、今の中学生の目で見たら、シッカリした大人に映るのかもしれません。

けっきょくは、何が何だか良く解らない話になってしまいました。

たまには中学生と話してみるのも面白そうだなと思いましたが、そんな機会は今のところ無さそうです。

おっと、そう言えば姪がもうすぐ中学生でした。

もう少し動けるようになったら、顔でも見に行ってやるか。

せつないカモメたち Book せつないカモメたち

著者:高樹 のぶ子
販売元:朝日新聞社
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11月19日(日)アジア女性基金国際シンポジウムに、高樹先生がパネリストとして出演されます。東京市ヶ谷のJICA国際会議場。入場料無料。座席にまだ余裕あり。詳細は以下のURLで。http://www.awf.or.jp/200610omote.pdfおよびhttp://www.awf.or.jp/200610ura.pdfで。

投稿: awf | 2006年11月17日 (金) 19時38分

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