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乃南アサ著『凍える牙』

乃南アサ著『凍える牙』読み終わりました。

この小説は、婦人警官と熟年刑事のサスペンスです。

いきなり、深夜のファミレスで一人の男が燃え始めるという事件から始まったので、衝撃的な出来事がテンポ良く展開されることを勝手に期待して読み進めました。

が、人物や情景描写が丁寧で、「」などの口語体も少なく、期待していたものとは違う印象でした。

次に乃南作品を読むときは、そのつもりで読みたいと思います。

内容としては、サスペンスものの中に、女性蔑視問題がテーマとして絡められており、そのことが物語に厚みを増しています。

入社した頃、同期の女子社員からは女としての仕事のやりにくさを、上司の管理職からは女性社員の扱いにくさを愚痴られ、閉口したことが思い起こされました。

超男社会である刑事は、女性にとってはいっそう働きにくく、男にとっては女性を扱いにくい場所なんでしょうね。

あと、ウルフドッグをバイクで追跡すると警察が計画した話には驚きました。

バイクで走れないとこに逃げられたら終わりやん!

けっきょく、追跡は成功するのですが・・・。

ちなみに、この作品は、第115回直木賞受賞作品です。

凍える牙 Book 凍える牙

著者:乃南 アサ
販売元:新潮社
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» 凍える牙/乃南アサ [文学な?ブログ]
女性刑事が犯人を追いつつ、男性社会と戦っていく様を描いた小説です。客観的に見ればいわゆる男社会のいやらしさがわかりますが、きっと中に入ってしまうと皆そうなってしまうものなのでしょうか。 深夜のファミレスで男性が炎上して死亡する凄惨な事件が発生します。その男性の体には獣による咬み跡あり、その後次々と発生する大型犬によるものと思われる殺人事件との関連が明らかになってゆきます。 ミステリーとしては平凡なストーリーですが、この物語が秀逸なのは、事件を追う女性刑事・音道貴子の不器用な生き方が魅力的... [続きを読む]

受信: 2006年7月29日 (土) 00時17分

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