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横山秀夫著『陰の季節』

横山秀夫著『陰の季節』を読み終わりました。

この文庫本は、以下の4つの短編集から成っています。

1.陰の季節

2.地の声

3.黒い線

4.鞄


全ての短編が、D県警を舞台に展開されており、ある短編で主人公だった人間が、次の短編では脇役に回るといった形で構成されているため、全体として、とても読みやすいものとなっております。


また、推理小説としては珍しく、捜査部門でなく、管理部門の人間が主人公となっており、新鮮な面白さがあります。


1.陰の季節・・・・・警務課(人事担当)

2.地の声・・・・・監察課

3.黒い線・・・・・鑑識課の婦警

4.鞄・・・・・秘書課(議会対策担当)

といった具合です。


横山作品との出会いは、映画『半落ち』が面白く、その原作者が横山先生だと知ったことがきっかけです。


その後、NHKドラマで『クライマーズ・ハイ』を観て、やはり面白く、これが、またまた横山作品でした。


今までに読んだ横山作品は、『動機』、『顔 FACE』と、今回読んだ『陰の季節』だけですが、どれも、人間の内面に迫る推理が展開され、心理サスペンスといった感じです。


主人公の思い込みでストーリーが展開されていく、というきらいがなくもないですが、心理の読みあいといった駆け引きが、けっこう好きです。


そんな横山作品を、これからも楽しんで行きたいと思っています。


ちなみに、読んだ3作品のなかで、私が一番好きなのは、『動機』です。

動機 Book 動機

著者:横山 秀夫
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顔 FACE Book 顔 FACE

著者:横山 秀夫
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陰の季節 Book 陰の季節

著者:横山 秀夫
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